不動産のお仕事(2)「退去時の立会い」

不動産会社の重要なお仕事として「退去時の立会い」というものがあります

そして退去される方々に以外と知られていないのが退去の進め方

いままで借りていた賃貸物件を退去する流れを理解しておくことで、スムーズに引っ越しを進めることができます。
この記事では、賃貸物件の退去の連絡から立会いまでの流れをご紹介します。

賃貸物件の退去が決定!連絡の仕方や流れとは?

今住んでる賃貸物件を退去することが決まったら、まずは担当している不動産会社や大家さんに連絡をしなければなりません。
退去が決まったら、早めに連絡を入れるのがベストです。
正確な連絡を入れる時期に関しては、賃貸物件を借りたときに交わした賃貸借契約書の「解約予告期間」の部分で確認をしましょう。
次に連絡する内容は以下のとおりです。

●現在自分が借りている賃貸物件の住所、部屋番号
●契約者の名前と連絡先
●いつ退去する予定なのか

ほとんどの場合は、退去する1か月前に連絡するのが決まりですが、契約内容によって異なる場合もあります。
連絡することができたら、正式に退去の手続きをとっていきましょう。

賃貸物件で退去する書類の手続きと流れは?

電話連絡が済んだら、必要書類の手続きを取る必要があります。
まずは、大家さんもしくは管理会社に退去届もしくは解約届の提出が必要です。
退去届は入居の時に契約書を一緒に受け取っている場合もありますが、ない場合は不動産会社や大家さんに確認してもらいましょう。
書き方などもわからない場合は教えてくれます。
退去届の記入と提出が終わったら、電気、ガスなどのライフラインや郵便物の転居手続きも忘れずにおこなうようにしましょう。
また、気になる最終家賃についてですが、これは契約書によって異なります。
月割りでの契約の場合は家賃の日割計算ができないので、月末近くをを解約日とする方が多いように思います。
日割りで契約している場合は、月半ばでの解約でも家賃を日割計算してくれるので、自身のタイミングで解約しましょう。

賃貸物件の退去日!立会いの流れと内容とは?

退去日におこなう立会いとは、部屋のなかに傷や汚れがないか確認する作業のことです。
入居者には原状回復義務がありますが、すべての傷や汚れの修繕を負担する必要があるわけではありません。
どの傷を誰が修繕・負担するのかを立会い時に決めるのです。
そのため、立会いの日までに部屋のなかのものは、すべて出しておかなければなりません。
できる限りで掃除をしておくともっと良いでしょう。
不動産会社や管理会社の担当者と一緒に部屋のなかを見て周り、傷や汚れについてできる限りで説明しましょう。
もし、入居前からの傷や汚れであった場合はきちんとその旨を伝えましょう。
入居時の写真があればそれも用意することで、自身に責任がない傷や汚れであることを証明できます。
部屋の鍵を返却し、立会いの証明書にサインすれば無事退去完了です。

退去することが決まったら、まずは連絡を入れることが第一優先です。

必要書類の記入と提出が終わり次第、ライフラインや役所での手続きも済ませましょう。
早めに契約内容を確認し連絡をしておくことで、トラブルなく退去できるでしょう。
尚、弊社(株)北陽不動産部は売却査定なども行っておりますので、不動産に関するご相談ならまずは当社までお問い合わせください。