不動産のお仕事(4)「物件案内」 物件見学する際の注意点とは?

マイホームを購入するにあたり、ほとんどの方が一度はその物件を見学に訪れます。
物件の見学は、マイホームの購入を成功させるうえで非常に重要な過程です。
今回は、建売住宅を見学する際の注意点や方法、さらに見学後にすべきことについて解説します。

建売戸建てを見学する際の注意点とは?
物件見学は、間取り図や写真だけではわからない、実際の設備や日当たりを確認できる貴重な機会です。
ただなんとなく見学するのではなく、ポイントをしっかりおさえて細かくチェックし、物件選びに最大限活かしましょう。
主なチェックポイントとしてまず挙げられるのが、水回りです。
水回りの使いやすさや状態は、暮らしやすさに大きく影響します。
生活動線をイメージしながら、十分なスペースが確保されているかチェックしてください。
また、収納スペースの広さや使い勝手も重要です。
家族の人数に合った収納スペースがあるか、また、使い勝手の良い位置にあるか確認しましょう。
その他に、庭や駐車場の外構やコンセントがある位置、点検口の有無や周辺環境なども意識的にチェックしておきたいポイントです。

また、気に入った物件は、昼と夜、平日と休日、晴れの日と雨の日といったように複数回見学に訪れることがポイントです。
さまざまな状況における物件の環境をチェックすることで、一年をとおして生活するイメージがしやすくなります。
こうした過程を経て購入したいと思える物件が現れたら、見学後1週間~2週間を目安に営業担当者に連絡しましょう。

物件見学する際は、あらかじめまとめておいたチェックポイントをもとに、生活動線をイメージしながら見学することが大切です。
また、いくらその物件を気に入ったとしても、その場で契約するのではなく、家族で一旦冷静に話し合う時間を設けましょう。